【RAIZIN大晦日】メイウェザー対天心戦中止に伴う新たなる展開

格闘技ファンの方ならすでにご存知かもしれませんが、12月31日にさいたまスーパーアリーナでボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザーvsRISE世界フェザー級王者・那須川天心のビッグタイトルが行われる予定だそうです。

11月5日に都内で行われた会見には大勢のメディアが詰めかけ、両選手同席のもと試合の同意を発表しました。

世界中で報道されるほど大きな反響を博し、誰もが平成最後の異種格闘技戦を楽しみにしていました。

 

しかしそれからたった3日後、同月8日に衝撃のニュースが浮上したのです。

それがなんと、メイウェザーが那須川天心との試合をキャンセルしたというもの。

 

メイウェザーは自身のインスタグラムにて「事前に話していた内容と違う」と文句を並べ、試合結構に難色を示しているようです。

 

一体どういうことでしょう。

 

今回は、そんな波乱に満ちたメイウェザーvs那須川天心戦の動向についてまとめてみます。

 

試合決定会見では

11月5日に行われた会見で、メイウェザーは「エンターテイメント」という言葉を盛んに使っていました。

というのも、メイウェザーとRIZINはエキシビション契約を交わしているから。

 

しかし、RIZINの榊原信行実行委員長は会見で次のような言葉を並べました。

 

エキシビションというのは、レガースとかヘッドギアを付けてやることという意味ではない。

エキシビジョンというのは非公式試合を指す。

この試合は非公式な真剣勝負。

 

メイウェザーのエンターテイメント(見世物)として試合をするという意図からは外れ、あくまで真剣勝負ということを強調しました。

那須川天心の方も同調して、「僕は絶対に勝ちます。僕はこの拳で世界を変えるために生まれたからです」と自身のツイッターで発信。

 

メイウェザーはRIZINとのエキシビション契約を経て、試合を観客に見せるためのものだと解釈したのでしょう。

しかし等のRIZIN側は、血で血を洗うような本物のぶつかり合いを期待していました。

 

 

確かに、「エキシビジョン」「ショー」などという言葉は本来の英単語としての意味と日本での意味とはそのニュアンスに差異があります。

 

今回のメイウェザーと那須川天心との試合が流れてしまうことに至ったのも、言語の解釈の相違感によるものかもしれませんね・・・。

 

 

メイウェザー側の言い分

メイウェザーは自身のインスタグラムでどんなことを言っていたのでしょうか?

一説には、「聞いていた話と違う」ということで試合をキャンセルしようとしているとの報道が上がっています。

詳しくみていきましょう。

 


 

メイウェザーは開口一番に次のようなセリフを切り出しました。

 

長く失望の東京旅行が終わり、ようやくアメリカの地に戻ってきた。

これから私は、ファンとメディアに向けてこの前発表されたばかりの12月31日の当のイベントに関して対応する時間ができる。

 

まず来日したことを「失望」と揶揄しており、ストレスの多いものだったということがわかります。

メイウェザーからしたらそれもそのはずで、彼の言い分はこう続きます。

 

まずはじめに明らかにしておきたいことは、私は那須川天心との公式戦開催について決して同意していないということです。

恐れ多くも実際のところ、私は日本へ渡るまで彼についてはまったく聞いたことがありませんでした。

(何も知らないまま日本に行き)結局のところ、私は“RIZIN Fighting Federation”が選んだ相手と、3分3Rのエキシビジョンに出場するよう頼まれました。

 

まずそもそも対戦相手を知らされないまま日本にくるように言われたと主張しており、待遇に違和感があったのではないかなと推察できます。

 

 

相手を知らずに海外に行くだなんて・・・。(´・ω・`)

 

 

しかし、これだけならまだ良かったのかもしれません。

メイウェザーの主張はまだ続きます。

試合キャンセルに至った経緯は、第三者から見てもRIZIN側の不手際のせいではないかと思えてきます。

 

というのも、はじめに聞いていた内容とは大きく異なっていたというのです。

 

私がONE ENTERTAINMENT(メイウェザーのマネジメントを担当)のブレント・ジョンソンから始めに聞いていたのはこんなことじゃなかった。

私は、少数の富裕層の前で、エキシビション(=エンターテイメントとして)を高額の観戦料金のもとで行うということを聞いていました。

このエキシビションは、公式試合と表現されることも、世界中に放映されることもない、純粋なエンターテイメント(見せ物)として、前々から準備されていたものでした。

 

しかし日本での会見の席に着くと、すでにその時点で違和感があったと言います。

事前に聞いていた内容と会見の進行が全く異なっていることを感じたというのです。

これについてメイウェザーは「このイベントが本来あるべき姿とは別の方向へ進もうとしていると感じました。我々はすぐにこの会見を止めるべきでした。」と述べています。

 

しかしさすがは一流アスリート。メイウェザーはファンに対してこんなメッセージを放っています。

 

この会見で発表したことを全世界に拡散してくれた私のファンには心からお詫びしたい。

会見のために世界中から駆けつけた人たちにも本当に申し訳なく思っています。

 

会見後の囲み取材では、RIZIN側は「これからメイウェザーと揉めるのは間違いないが、大晦日に行う試合は確実なものだ。」と話しており、RIZIN側もタダでは引き下がれない状況にあることを感じさせます。

 

ここまでくると、もはやこの騒動自体が拡散のための演出なのではないかという気がしてきますね。

 

RIZIN側からはまだ公式的な発表などがないので、今後の情報は要チェックですよ!

もし試合が実現したら・・・?

もし視界が実現したら、メイウェザーの「勝ちに徹したファイトスタイル」がより見ものになることでしょう。(色々鬱憤も溜まっているでしょうし)

 

しかし真剣試合だとするRIZIN側の意図がどうしてもわかりません。

なんてったって、メイウェザーと那須川天心との体重差は10kg以上もあるのですから( ゚д゚)!

 

ボクシングにおいて体重差が10kgというのは、普通に考えたらどんなに強くても勝負になりません。

階級で言えば3階級もギャップがありますし、そもそもこれを公式戦として執り行うのには無理があるのでは?というのが筆者の素直な気持ちです・・・。

 

ただこの体重のハンデは、もしかしたらルール設定によって埋められるのかもしれないです。

現時点で公式からは詳細なルールを発表されていませんが、純粋なボクシングの試合ではなくキックボクシングのルールも取り込んだらどうでしょう。

メイウェザーはキックボクシングの試合経験がありませんから、那須川天心がそこの隙をつける可能性は十分にあるかと思われます。

 

いずれにしても、この騒動がもし試合決行の方向に収まったとすれば、試合の動向はかなり気になるものになりますね!

 

まとめ

意思伝達に不備があることから生じた今回のニュース。

せっかく来日してくれたのにストレスしか感じなかったメイウェザーは少し気の毒な感じがしますね。

 

メイウェザーの言っているような「富裕層向けのエキシビション」は、試合日程が拡散されてしまったいまではもう実現できません。

 

となると、一般向けに開催されるということになるのでしょうか。

 

もしそうなれば、今年の締めくくりは相当厚いものになることでしょう!

公式からの情報開示には目が離せません!