【TERA Energy~テラエナジー】京都・西本願寺で僧侶が電気小売業に参入

寺

京都・西本願寺の僧侶たちが2018年6月に立ち上げたベンチャー企業【TERA Energy~テラエナジー】

なんと京都の僧侶たちが、太陽光発電やバイオマス発電など「再生可能エネルギー」を中心とした、電気の小売業に参入するそうなんです。

お寺とテラ、メガ・ギガ・テラなんかと書けたネーミングっぽいですね。

西本願寺の僧侶たちが企業を立ち上げた理由や、今後の企業予定を調べてみました。

テラエナジー設立のきっかけは「深刻な檀家の減少」

電卓とお金

京都・西本願寺の僧侶たちがベンチャー企業を立ち上げた理由は「深刻な檀家減少」による経営悪化がきっかけです。

近年問題の核家族化や宗教離れ・過疎化などによる「檀家の減少・檀家離れ」によって、寺院の収入が減って運営が困難に。

新たな収入源として、電気小売業に参入したそうですよ。

確かに私の親戚でも「もう檀家さんやめようかなぁ~」みたいな話、ちょくちょく聞きます。(離檀や墓じまいってやつですね)

世間では「僧侶に檀家を離れる相談をしたときに、高額な離檀料(お布施)を請求されてトラブル・・・」なんて話も!

寺院を経営する僧侶たちも、運営資金調達に苦しんでいる証拠ですね。

テラエナジー、今後の企業予定は

京都・西本願寺の僧侶たちが立ち上げたテラエナジーは、2019年4月から中国地方5県の各家庭に電力供給を行う予定。

太陽光やバイオマス発電など、再生可能エネルギーの売買を手掛ける「みやまスマートエネルギー」(福岡県みやま市)から電力を調達し、中国電力より料金が2%ほど安くなるそう。

初年度は4000戸の顧客会得を目指し、事業が軌道に乗れば、自社で太陽光発電する計画もしているそうですよ。

さらに詳しい事業計画の詳細は、10月25日に記者会見を開いて明らかにするとのことです。

■記者発表日時
2018年10月25日(木)14:00〜15:30※受付は13時より

■会場
臨済宗 大本山妙心寺塔頭 長慶院
(京都市右京区花園寺ノ中町8-1)
※長慶院は妙心寺の境内北方(北門側)にあります

■アクセス
1.市バス
「妙心寺前」で下車、徒歩10分
「妙心寺北門前」で下車、徒歩3分
2.JR嵯峨野線
「花園駅」で下車、徒歩15分
3.嵐電(京福電鉄)北野線
「妙心寺駅」で下車、徒歩7分

引用:https://www.tera-energy.com/

「僧侶が事業を立ち上げてお金儲け・・・」なんてあまり聞こえがいい感じしないのですが、現実問題として、寺院の運営にはかなりお金がかかるでしょう。

減少している檀家さんから、多くのお金を集めることは厳しいでしょうし、新たな事業を立ち上げることによって、安定した寺院運営ができると良いですよね。

「おてらのでんき」は社会貢献する寺院の支援もおこなう

テラエナジー

画像出典:https://www.tera-energy.com/

テラエナジー公式サイト「おてらのでんき」では、こんな行動指針が表記されています。

行動指針
仏道に生きた近江商人の〈三方よし~売り手よし、買い手よし、世間よし〉に〈未来よし〉を加えた 〈四方よし〉の精神を大切にします。
1,000年先の未来をみすえ、こころ豊かで、安心・安全な暮らしのために、エネルギー事業を通して、地域の中心であるお寺と社会貢献活動をサポートします。

引用:https://www.tera-energy.com/

 

「社会貢献する寺をエネルギー事業によりサポート」

そういえばお寺って、お墓とか宗教とかのイメージしかありませんが(すいません、私は無宗教です)、周りを見渡すと、様々な保護施設や地域サポート、社会貢献をしている寺院も多いですよね。

テラエナジーという事業を通じて、社会貢献の輪が広がれば素晴らしいです。

西本願寺の僧侶が電気小売業に参入~まとめ~

テラエナジー設立のニュースに対してのコメントが多種多様で、その中でも目立って多かった批判コメントが「僧侶が金儲け」的な意見でした。

でも実際問題、寺院運営にはたくさんのお金がかかるだろうし、減少する檀家さんに多額のお布施をお願いして運営するより、事業を立ち上げて収入を得た方がクリーンな運営が出来そうな気がします。

「あそこの△〇さんは、たくさんお布施をしているから・・・」なんてヒイキも無くなって、いい方向に進みそう!

どのお坊さんも「檀家さんから高い檀家料巻き上げてやる」なんて思っていないでしょうし(笑)

寺院という場所が「宗教だし・・・なんか人間関係よく分からないし・・・お金いくら払わないといけないの?」とかいう謎の場所ではなく、テラエナジー設立によって、地域みんなの「学び・癒し・社会貢献」の場になれば嬉しいですね。