ブラック企業の見分けて優良なホワイト企業を見極める方法8選

ブラック企業とは、ひと昔前は反社会的な違法行為を敢行して営業している企業を指しました。

しかし今では、過剰な勤務時間で拘束、パワーハラスメントで従業員を酷使する企業のことがブラック企業と定義されています。

ブラック企業はその苛酷な労働環境の反面、少ない給料のために退職希望者が後を絶たず、中には心身ともに深い傷を負う方々もいます。

このようなブラック企業への入社を防止するための方法を紹介します。

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最初に知りたい!ブラック企業の定義とは?

ブラック企業の定義は曖昧ではありますが、特徴としては「社員を使い捨て」「低賃金長時間労働」「過剰なノルマ」などが挙げられます。またこのような企業は、総じて大量採用と大量離職を常に繰り返しているのが特徴です。

また労働形態として多く見られるのが、裁量労働制やみなし労働制の導入。裁量労働制とは仕事の成果に応じて給料を決定するシステムであり、似たような労働形態として歩合制も挙げられます。

みなし労働制とは残業代を時給として換算するのではなく、企業によって定められた額を毎月保証すると言ったシステムです。

それゆえにブラック企業はサービス残業が当然のこととして成り立ち、従業員は長時間拘束を余儀なくされてしまいます。

ブラック企業が問題視されている業界としては、主に飲食業界とIT業界が挙げられるでしょう。また最近では、アパレル業界も過剰なノルマなどで苦しんでいる人が多いようです。

要注意!ブラック企業の多い業界

ブラック企業の多い業界の代表格が飲食業界です。特に多いのが全国チェーン展開をしている居酒屋などです。

長い労働時間で少人数という徹底したコスト削減を図り、その分従業員に負担がかかります。またIT業界もブラック企業の多い業界です。

この業界はプログラムを組むという仕事は専門的な知識が必要なため誰でもできるわけではなく、人手不足が慢性化しています。

そしてここ数年で台頭してきた低価格で商品を提供するアパレル業界もブラック率の高い業界です。あらゆる低コスト化のしわ寄せが現場にくるというパターンです。

裁量労働性・歩合制・みなし労働性の企業は危険

ブラック企業の労働形態で多く見られるのが裁量労働制、歩合制、みなし労働制の導入です。

労働時間ではなく、その仕事の成果により給料を決定するというのが裁量労働制、歩合制であり、定時以降の残業代を時間ではなくある程度の決まった額を月々保証するというのが、みなし労働制になります。

ブラック企業は、何時から何時までという定時の決まりが曖昧です。

労働時間が給料に反映されないこれらの制度を導入することにより「ある程度の給料は保証している」という名目で結局、従業員は長時間拘束を強いられるのです。

中小企業がブラックで大企業がホワイトは誤り

ブラック企業は中小・零細企業の少人数で運営されているというイメージがあり、全国的に有名な大企業・上場企業は経営も安定しているホワイト企業という印象があります。

しかし大企業でもブラックな社風が蔓延している企業も実在するのです。

ブラック企業の特色であるパワーハラスメント(以下パワハラ)が横行しているのが建設業界です。

朝の朝礼は社則を大声で張り上げ、声が小さいとやり直し、会議では上司が少しでも気に入らない意見があると、怒声や机上のものを投げつけるといったことが日常茶飯事で行われます。

営業畑の人間は成績が悪いとパワハラの犠牲にされ、精神的に追い詰められ退職する人も少なくありません。また管理職の方々の都合で下の人間の業務形態が変わり、有給が適用できない、などという例もあります。

ブラック企業の特徴と見分け方7選

就職難といわれる昨今、学生が就職活動で内定をひとつ取ることは至難の技です。

数々の企業の面接を受けては不採用の通知を受ける、を繰り返すと早く内定を取らなくては卒業が迫り就職浪人になってしまう、という焦りが出ます。

そして慌てて内定を取った企業が入社後にブラック企業と判明、というパターンも少なくありません。入社してから気付くのではなく、入社前にその企業がブラック企業かどうかを見抜く方法を、以下の項目で7つ紹介します。

1.企業のホームページのメッセージが胡散臭い

まずは気になる企業がある場合、その企業の顔である公式ホームページをチェックしましょう。ほとんどの企業がトップページや別のページに創立者・社長の近影写真とともに企業方針やメッセージが表記されています。

その際「今後は世界に進出」や「世の中を変える」などの大げさなメッセージがある場合は、怪しいと見てもいいでしょう。

その企業が手がけるものが世界的に需要がないものほど、大げさなメッセージを掲げてスケールの大きさ、懐の深い企業であるとアピールするのがブラック企業の特徴です。そしてホームページに社長の経歴が記載されている場合は、その情報も胡散臭くないかチェックしましょう。

2.入社後のモデル収入があまりにも良すぎる

新社会人の若い方の中には「少しでも早く出世して高収入を得たい」という上昇志向に溢れたタイプがいます。

ブラック企業はそのような情熱に溢れた若者向けに求人誌や求人・転職サイトなどに「頑張り次第で高収入も可能」というモデル収入を掲載します。例として「入社数年目のAさんは今やこんな年収」という具合に具体的な収入の数字を提示しますが、ほとんどが架空のモデル収入であることが多いです。

「やる気次第で頑張れは高収入」というフレーズを出すことが、本当にやる気のある若い方々をひっかけるブラック企業の手口なのです。

3.求人の募集期間が長く・募集人数が多い

就職・転職活動をしている方々はあらゆる求人情報をチェックすることになりますが、長い期間にわたって掲載されている同じ求人情報が目に入る時があります。

長い間求人で募集をしていてなおかつ募集人数が多い企業ほど、ブラック企業である可能性が高いです。それだけ長い間募集をかけているということは退社する方々も多いということで、慢性的に人材不足である証拠です。

人の出入りが激しく従業員が定着しないということは、その企業の労働環境に問題があるということです。いくら求人内容に好待遇な情報が載っていても、常に見かける求人は注意が必要です。

4.応募のハードルがやけに低い

求人の項目に「未経験者、歓迎」だけでなく「年齢不問」など求人対象者のハードルがやけに低い企業もブラック企業であることが多いです。

ブラック企業は人の出入りが激しい慢性的な人手不足であり、人材を使い捨てのように扱う傾向があります。

そのため求人のハードルも低く、面接に行ったその日に対した面接もしていないのに即採用、明日から入社というパターンが多いのがブラック企業の特徴です。誰でも大丈夫、というような謳い文句の求人を出している企業は疑うようにしましょう。

5.就職四季報を見て離職率の項目をチェック

就職・転職活動の強い味方となるのが、東洋経済新報社から発売されている「就職四季報」です。

この書籍にはたくさんの企業の詳細なデータが掲載されていますが、掲載料を取らない形式なので普段企業が外部に教えたくないその企業の離職率や有休消化状況など、本当に知りたい情報がこと細かく掲載されています。

この書籍で気になる企業の離職率を調べることができます。

6.ブラック企業大賞を参考にする

ホームページ「ブラック企業大賞」でブラック企業の情報を知ることもできます。このホームページは2012年から開始され、ルポライター、大学教授、弁護士らによって運営されています。

毎年発表されるこの大賞は、ネットニュースや各SNSでも話題になり、注目を集めている人気ホームページです。

7.ネットを使って口コミをリサーチする

インターネット上にはあらゆる就職・転職希望者のための企業の口コミサイトがあります。口コミサイトを見ると、企業が具体的にどのような業務形態で日々行われているか、詳細な感想が体験者により書かれています。

インターネットなのでその口コミで言われていることが本当のことなのか裏付けはありませんが、参考のひとつとしていろいろ目を通しても損にはならないでしょう。

転職エージェントを用いればブラック回避率も上がる

転職の力強い味方となるのが転職エージェントです。

転職・就職のプロであるキャリアコンサルタントはあらゆる企業の求人の情報を所有し、どの企業が評判が悪いか、という情報もおさえています。

転職エージェントを利用することによって、ブラック企業にひっかかるリスクを下げることができます。

逆に知りたい!ホワイト企業の特徴と見分け方8選

ブラック業界であるかどうかを見極めるためには、逆にホワイト企業の特徴を把握しておいたほうが早いかもしれません。近年は特にホワイト企業化が促進されている傾向にあるため、その特徴も明確になり見分けやすくなっています。

1.女性でも働きやすい職場が整備されているか

男女雇用機会均等法が制定されてから30年以上経ち、セクハラやパワハラが明るみになる時代になりました。しかし、いまだに女性が差別されている企業も少なくはありません。

特に男尊女卑の風習が根強く残っている企業は、中小企業に多く見られるようです。このような差別が無く女性が安心して働ける環境を整備している企業は、代表的なホワイト企業と言えるでしょう。

特に女性が遠慮せずに意見を言える環境または産休や育児休暇の整備は、近年非常に重要視されています。

またお茶汲みなどの雑用の男女平等化や役職への女性の積極採用など、女性が男性と肩を並べて働くことができる環境作りを推進している企業も増えてきました。女性の離職を防ぐためにも、今後もこのような企業は増え続けるでしょう。

2.採用ステップが長い企業であるか

一時選考から最終選考までの採用ステップが長い企業は、ホワイト企業である可能性が高い傾向にあります。逆にブラック企業は人材よりも人手を重要視しているため、書類だけで採用されることも珍しくはありません。

しかしホワイト企業は人材の確保を最優先しているため、採用までのステップが非常に長いものになります。多いところでは4次面接、5次面接などを行う企業もあり、大手のホワイト企業であるほどに倍率は高くなるのが特徴です。

3.口コミサイトでの評価はどうか

口コミサイトは、ホワイト企業であるかを見極めるための有効なツールとなってくれるでしょう。なぜならば口コミサイトでは、実際にその企業で勤めていた人の批評や面接を受けた人の感想がリアルに繁栄されるからです。

したがってブラック企業を回避することにも繋がり、安心して転職活動を進めることができます。なお求人広告や自社のホームページと口コミサイトに大きなギャップがある企業は、特に注意しなければなりません。

このような企業は取りあえず人員を確保することだけを重要視している傾向にあり、ブラック企業である可能性が極めて高いです。

4.社内制度が整っているかどうか

社内制度がしっかりと整備されている企業は、ホワイト企業と呼べる代表格でもあります。特に福利厚生が充実している企業は、経営面において余裕があるため従業員に対してのサポートやフォーローをしっかりと行っています。

社会保険の完備や有給休暇の取得、家賃の援助など企業によって大きく異なるため、しっかりと把握した上で転職活動を行うことが最適です。

また研修制度が充実している企業は、人材の育成に非常に力を注いでいるため将来性が見込めます。なお企業説明会などはその企業の特色までも肌で感じることができるため、積極的に参加することをおすすめします。

5.労働組合が存在するかどうか

ホワイト企業を見極める際に、労働組合の存在の有無は大きなポイントとなります。なぜならば労働組合が無い場合には、賃金や労働時間などを交渉する機会が得られないからです。

ブラック企業はそのほとんどが労働組合に入っていないため、一方的に過酷で理不尽な労働条件を強制してきます。

なお労働組合を結成し企業と交渉する権利は、国の法律でも定められている立派な権利です。したがって労働組合とは、社員を守ってくれる大切な組織と言えるでしょう。

なおメディアなどで大々的に宣伝を行っている企業の中にも、労働組合が存在しない企業が多数存在しますので要注意です。

労働組合が存在しない企業は、社員を守ってくれるどころか使い捨てのように考えている傾向が強いのでしっかりと見極めなければなりません。

6.社員の平均勤続年数や離職率はどうか

大勢の社員が長く働いている企業は、働きやすい環境にあると言えるでしょう。特に平均勤続年数や年度ごとの離職率は、ホワイト企業を見極めるための大きな指針となります。

常に求人広告が出ているような企業は、総じて早期での離職が高い傾向にありますので注意しなければなりません。

なお近年では転職サイトや転職コンサルタントなどによって平均勤続年数や離職率をリサーチすることも可能ですので、十分に精査することをおすすめします。

また離職率の高い企業に限って求人広告では破格の労働条件を提示していますので、しっかりと見極めることも重要です。

7.年代別の年収モデルを出しているか

年代別の年収モデルを提示してくれる企業は、将来性が見込めます。なぜならば将来設計が立てやすく、自らのモチベーションにも繋がるからです。

またこのように年収モデルを提示できる企業は、統計を取れるほどに社員が充実しており離職率が低い傾向にもあります。したがって、働く環境がしっかりと整備されていることも予測できるでしょう。

なお求人広告などで破格の給与額を提示している企業は、ブラック企業の可能性が極めて高いと言えます。このような企業は大抵が歩合制であり、提示されている給与は単なる理想額であるというのが現状です。

そして過酷な労働条件の下で理想額に届かせようと無理をしてしまい、身体を壊してしまうといったケースも後を絶ちません。

それゆえ初任給は少なくとも安定した環境の下で徐々に年収をアップさせていくといったスタンスを取ることが、一つの企業で長く働くことができる秘訣とも言えるでしょう。

8.面接時の採用担当者の印象はどうか

面接時の採用担当者の印象も、ホワイト企業を見極めるうえでとても重要になります。将来を見据えている企業は人材の発掘に懸命になっているため、面接担当者は会社にとって必要な人材であるかを一挙手一投足まで事細かにチェックしています。

それゆえ話しも真剣に聞いてくれ、質問に際しても将来的なビジョンを見据えたものが多い傾向にあります。

逆に自社のメリットばかりを一方的に話題に出してきたりする企業は、十分に気をつけなければなりません。なぜならば、ほとんどの人を採用するブラック企業の可能性が大いにあるからです。

このような企業は採用担当者も適当であり、面接は建前でしかありません。またこのような企業は面接中に即採用するケースも多く見られますが、浮かれることなく本当に大丈夫な企業であるかどうかしっかりと見極めることが重要です。

このコンテンツのまとめ

ブラック企業に遭遇しないためには、あらゆる企業に関する情報を収集することです。

そして気になる求人があってもすぐに面接には行かずに、その企業を多方面からチェックすることが重要です。

ブラック企業には特徴があるのでその特徴をしっかりと把握し、気になる企業と照らし合わせることが大事です。

転職エージェントに登録し、常にブラック企業でない、自分の希望に合った良質な求人を取り寄せることも大切です。

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