炭酸水の飲み過ぎは身体に悪い?|骨が溶けるのは本当なのかチェック!

炭酸水

最近は炭酸水をダイエット目的で飲む方が増えています。

そこで気になるのが“炭酸水の飲み過ぎ”についてですね。

炭酸水の飲み過ぎは身体に悪いのか?

具体的にどのような悪影響が起こると言われているのか?

これらをまとめてみました。

言われている悪影響の中には、嘘の情報であったり大げさな情報であったりが混ざっています。

その辺も含めて真偽を述べていきます。

悪影響については炭酸水そのものが悪いのではなく、個人の飲み方や体質も関わってきます。

健康効果も期待できる炭酸水ですので正しく飲んでいきましょう。

また、飲み過ぎとは具体的にどのくらいの量の事を言うのか?

1日の適量についても紹介していくのでご覧下さい。

炭酸水の飲み過ぎは身体にどんな影響がある?考えられる影響をチェック!

炭酸水の飲み過ぎ

炭酸水の飲み過ぎで起こると言われている悪影響として以下の7つに注目してみました。

それぞれ本当の事なのか?嘘の情報なのかについて述べていきます。

骨を溶かすのか?

これは昔から言われている事で『コーラは骨を溶かす』と聞いた事のある方もいるのではないでしょうか?

結論から申し上げると、迷信です。

確かに骨の主成分である炭酸カルシウムは酸に溶ける性質を持っています。そして炭酸水は酸性の性質を持っていますので、炭酸水に骨を長時間つけておくと骨の中のカルシウムが溶け出します。

ただし、口から摂取した炭酸水が直接骨に触れる事はありませんね。

胃や腸の中で炭酸ガスが出きってしまうので骨まで当然ながらたどり着く事ができないのです。

歯を溶かすのか?

骨と同じような理屈で炭酸水が歯を溶かす!と言われていましたが実はこれも迷信です。

しかし、歯は直接炭酸水に触れる箇所なので歯が溶けるのはありえるのでは?

このように考える方もいらっしゃいますね。確かにその通りで歯は骨と違って炭酸水が直接触れます。そして、極々若干の歯を溶かす作用もあるようです。

極々若干と言った理由としては、炭酸水が歯を通り過ぎる時間は短い事と、飲んだ後にすぐに唾液による中和作用により強い酸は希釈され中性へと傾けてしまうのです。

この事から炭酸水が歯を溶かす作用は極めて限定的で体感できる程ではないです。

コーラのように加糖炭酸水の場合は話が変わってきます。コーラに限らず糖は歯を溶かします。虫歯と同じメカニズムというわけです。

虫歯は、細菌が糖を餌にし、作り出した酸が歯のエナメル質を溶かす事で起こります。

このように糖による歯を溶かす作用は、無糖炭酸水の100倍以上の強さがあると言われています。

ですから、炭酸水で歯を溶かすと不安になっている方は、一般的な加糖飲料の方に注意した方が良いというわけです。

下痢や腹痛が起こる

下痢や腹痛

炭酸水を飲むと胃の中で炭酸ガスが発生しますね。その炭酸ガス適量であれば胃や腸を刺激し活発化させ、消化を良くします。

しかし、“飲み過ぎ”てしまうと、炭酸ガスの量が多くなり胃腸に過度な刺激を与えてしまい、下痢や腹痛が起こる事があります。

特に元々胃腸が弱い方は、水分の取り過ぎ自体が下痢や腹痛につながってしまいます。

そこに炭酸水で通常の水よりも刺激が入るわけですから余計に症状が出てきますよね。

糖尿病になる?

こちらは、無糖炭酸水に関しては糖尿病とは関係ありません。

コーラやその他の加糖炭酸水に関しては、かなりの糖分が入っていますし、大量に飲んでしまいがち。

糖尿病のリスクはかなり高まると言っても良いですが、純粋な“炭酸”が糖尿病を起こすというわけではありません。

あくまで含まれる糖分の問題です。

おならが出やすくなる?

こちらはありえる話です。

炭酸水を飲んだ後に『げっぷ』が増えた経験のある方が多いのではないでしょうか?

これは、炭酸水から炭酸ガスが発生し起こることです。げっぷは胃から逆流のような形で口から気体が出てきますが、下の方からは“おなら”として出ていきます。

げっぷやおならに関しては、無糖炭酸水でも加糖炭酸水でも両方とも発生していきます。

特に悪い事ではありませんが、おならの回数が多くなったり我慢できないタイミングでおならが出るのはなるべく控えたいものですが、こればっかりは対処のしようがありません。

飲み過ぎるなとしか言いようがありませんね。

むくみがおこる?

炭酸水の飲み過ぎはむくみが起こります!

ただし、これは炭酸水に限らず水分の摂り過ぎによるものです。

細胞に必要以上の水分が溜まる事でむくみとして表面に現れるのです。

また、無糖の炭酸水なら良いけど加糖炭酸水を飲むと、むくんでしまうケースもあります。

そもそも、むくみの原因のいくつかを紹介していくと下記の通り。

  • ストレス
  • 塩分の過剰摂取
  • 身体を冷やす
  • アルコールの摂取

この中で注目なのが、塩分の過剰摂取です。

なぜ注目なのかと言うと、炭酸水によっては意外と塩分を多く含んでいる物があります

特にミネラル分を多く含んだ海外製の炭酸水に多いのですが、塩分を多く含んだ商品があります。

こちらはやはり、むくみ対策としても飲み過ぎに注意という事になります。

また、冷えた炭酸水をたくさん飲む事によって、身体を冷やしてむくんでしまうことも。

むくみやすい体質の方は、キンキンに冷えた炭酸水はやめときましょう。

太るのは本当か?

加糖炭酸水

加糖炭酸水に関しては、糖分が多く含まれているので太るのは当然です。

無糖炭酸水は、飲み過ぎたからといって太るなんて事はありえません

しかし、飲み過ぎが原因というわけではありませんが、無糖でも炭酸水を飲む事によって、胃腸が刺激され人によっては食欲が増進してしまう場合があります

直接炭酸水によって太るというわけではありませんが、このようなケースもあるというわけです。

また、食欲が増してしまうケースとして、カロリーゼロを謳っている“人工甘味料”を含んだ炭酸飲料水では、糖分は確かに含まれていませんが、食欲を特に増進させる作用があるので結果的に食べ過ぎてしまう事も。

炭酸水の飲み過ぎとは具体的にどのくらいの量の事?

炭酸水の飲み過ぎの量

ここでは飲み過ぎというのをまずは無糖炭酸水に焦点を絞って見ていきます。

無糖炭酸水ではどのくらいの量から飲み過ぎになってしまうのか?

これについては明確な基準がありません。

考え方としてまずは1日に必要な水分量について紹介していきます。

<参考:健康のため水を飲もう講座|厚生労働省

上記のページによると体重60kg(成人男性)の方の場合に体内の36kgは水で出来ている事になります。

そして、普通に生活しているだけで1日2.5Lの水が失われていきます

その為、この2.5Lを補充してあげないといけないですね。

食事から摂取できる水分量はだいたい1.3Lほどなので、水(水以外の飲料も含め)として1.2L毎日摂取しないといけません

人によっては活動量が多くなるとコレ以上の量が必要となるわけです。また季節が夏の場合には更に多く外部からの水が必要になります。

そして人間の身体は特別な事情が無い限り、ある程度多めに水分を摂取したとしても問題ありません。

ここでの飲み過ぎとなるのは、必要な分の1.2Lにプラスして2L程度で合計すると3.2Lくらいを超えた辺りでしょうか。

この事からわかるように、単純に炭酸水だけを外部から摂取する飲料とした場合であれば1日3.2Lを超えると飲み過ぎと分類されるでしょう

そして加糖炭酸水の場合はもっと少ない量で飲み過ぎになってしまいます。

糖分をそれだけ摂取してしまうと糖尿病のリスクが格段に高まってしまいますからね。

炭酸水を飲む事によるメリットを紹介|期待できる効果とは?

炭酸水の飲み過ぎによる悪影響について主に説明していきましたが、ここでは炭酸水の期待できる効果について、いくつか述べていきます。

スポーツ中に飲んでも効果的?運動での効果とは

運動

スポーツ時やスポーツ後に炭酸水を飲むと疲労回復効果が期待できる事がわかってきました。

スポーツと言えば筋肉疲労です。筋肉疲労は主に無酸素運動で溜まり過ぎた乳酸によって起こると言われていますが、炭酸水を摂取すると含まれている二酸化炭素が余計な酸や乳酸と結びつき体外に排出させようとする作用があるのです。

この事から、筋肉疲労の緩和やパフォーマンスアップにも期待できるというわけです。

ダイエット効果

炭酸水に含まれる炭酸ガスでお腹が膨らみ満腹中枢が刺激され不必要な食事を摂取しなくても済むようになることから、ダイエット効果が期待できます。

肩こりや疲労回復に

疲労回復については、スポーツの項目でもお伝えしてきたように、乳酸の除去の観点からも期待できますが、更に根本からの効果として『新陳代謝が促される』点が挙げられます。

炭酸水を摂取すると含まれる炭酸ガス、二酸化炭素の濃度が体内であがります。

身体は少し酸欠状態になるのですが、酸素を補おうとして血管を拡張する作用があるのです。

血管が拡張されると、血流も良くなり新陳代謝が高まります。

新陳代謝が高まると疲労回復や、血流の改善に伴って肩こり等の緩和も期待できるのです。

炭酸水の効果的な飲み方

ここでは、炭酸水の飲み方で効果的な飲み方を紹介していきます。

無糖あるいは、レモン等の果汁で割る

炭酸水とレモン

無糖で飲むのが一番ではありますが、味の無い炭酸水を飲み続けるのが苦痛だという方もいらっしゃいますね。

そこで、レモン等の果汁を入れてあげるのをオススメします。

本物のレモンじゃなくてポッカレモンのような物でもかまいません。

数滴垂らしてあげるだけでも随分味わいが変わる物です。

もしくは、水出し用の紅茶等もオススメです。

割る物はなるべく糖分を含まない物にしましょう。

食事前に飲む

こちらは飲むタイミングですね。食事前に炭酸水を飲む事でダイエット効果が期待できます。

理想を言えば食事前に500ml程飲んでおくと、かなりの満腹効果が期待できるのでダイエットには良いでしょう。

『そんなに飲めないよ。』という方は100ml~200mlでもある程度の効果は期待できるでしょう。

適量を飲む

炭酸水は飲み過ぎても極端に悪影響はありませんが、それでもやはり飲み過ぎは良くないと考えましょう。

前述したように飲み物が炭酸水からしか摂らない!という方でも1日3L強までを目安に飲んでいきましょう。

まとめ

炭酸水の飲み過ぎによる悪影響について述べていきました。

全体的には、そこまで悪影響は無いと考えられます。

もちろん『無糖炭酸水』であることが条件です。

1日の炭酸水の上限は決まってはいませんが、前述したように適量を飲んでいきましょう。

ダイエット目的の為に炭酸水だけを摂取するという方もいますが、無理をしていなければそれでも良いのですが、味の無い炭酸水を多く摂取するのに苦痛を感じる人もいますね。

なるべく無理しないように上手に炭酸水を摂っていきましょう。

炭酸水には前述したように、疲労回復や新陳代謝のアップも期待できます。

万能ではありませんが、これらの身体にとって良い効果がある炭酸水を

例えば食事前、運動後!等のようにマイルールを決めて上手に飲んでいきましょう。