ほうじ茶の栄養成分について|他のお茶との違いを比較してみました!

ほうじ茶

緑茶の一種で独特の香りと苦味が少なく飲みやすい『ほうじ茶』

こちらのページでは、そんなほうじ茶の栄養成分について注目してみました。

『ほうじ茶の中にどのような栄養素、成分が含まれているのか?』

そこまでご存知の方は少ないはずです。

また、『他の煎茶や紅茶等のお茶と比べ栄養成分にどのような違いがあるのか?

コチラを調べてみました。

ほうじ茶に限らずですが、気になるカフェインの量についても注目してみました。

カフェインに関しては多く摂取するのに抵抗感がある人もいらっしゃいますね。

ほうじ茶は、そのカフェイン含有量が他のお茶と比べ高いのか?低いのか?

リサーチした結果をまとめています。

ほうじ茶の栄養面について知ることで、安心して飲み続けられるきっかけとなるでしょう。

ほうじ茶に含まれる栄養成分

ほうじ茶の栄養

ほうじ茶の栄養成分について見ていきます。

まずは3大栄養素についてです。

*出来たほうじ茶100g(100ml)あたりを計算しています。

  1. タンパク質0g
  2. 脂質0g
  3. 炭水化物1g

炭水化物がやや入っているもののカロリー計算では『0kcal』になります。

つまりいくら飲んでも太る要素が0というわけですね。

その他の主要な成分、主にビタミンとミネラルについて見ていきます。

()内は一食あたりに必要な栄養素の目安を意味しています。

*成分の含有量は四捨五入し0になってしまった場合には含まれていない物とし、データになっていません。この為厳密に言うとごく微量が含まれている成分がデータとして掲載されていません。

栄養素

量(一食あたりに必要量目安)

ビタミンB2

0.02mg(0.36mg)

ナイアシン

0.1mg(3.48mgNE)

葉酸

13μg(80μg)

ナトリウム

1mg(~1000mg)

カリウム

24mg(833mg)

カルシウム

2mg(221mg)

リン

1mg(381mg)

0.01mg(0.24mg)

マンガン

0.26mg(1.17mg)

<参考:カロリーslim>ほうじ茶100ml内の成分量

ほうじ茶の栄養の成分を上記の表で見ていくと、葉酸とマンガンが多いです。

葉酸の代表的な効果は、

  • 胎児の健康に役立つ
  • エイジングケア
  • 貧血予防
  • 動脈硬化予防

等があります。

マンガンはミネラルの一種ですが、下記のような働きがあります。

  • 骨の形成に関与
  • 糖質や脂質の代謝に働く酵素を活性化
  • 血液の生成に関係する

これらの効果を期待している方は特にほうじ茶を飲むと良いでしょう。

ほうじ茶と緑茶、紅茶、麦茶との栄養成分を比較

ほうじ茶、緑茶、紅茶、麦茶

ここでは、緑茶、紅茶、麦茶の栄養成分を紹介していくと共に、ほうじ茶と比較してどんな成分が多いのか言及していきます。

*全て出来たお茶100g(100ml)あたりを計算しています。

緑茶(煎茶)の栄養成分

緑茶

まず3大栄養素を見ていくと下記の通り。

  1. タンパク質2g
  2. 脂質0
  3. 炭水化物2g

合計2Kcal

煎茶もほぼノンカロリーと言って良いですね。

*()内は一食あたりに必要な栄養素の目安を意味しています。

栄養素

量(一食あたりに必要量目安)

ビタミンB2

0.05mg(0.36mg)

ナイアシン

0.2mg(3.48mgNE)

ビタミンB6

0.01mg(0.35mg)

葉酸

16μg(80μg)

パントテン酸

0.04mg(1.5mg)

ビオチン

0.8μg

ビタミンC

6mg(33mg)

ナトリウム

3mg(~1000mg)

カリウム

27mg(833mg)

カルシウム

3mg(221mg)

リン

2mg(381mg)

0.2mg(3.49mg)

0.01mg(0.24mg)

マンガン

0.31mg(1.17mg)

<参考:カロリーslim>煎茶100ml内の成分量

ほうじ茶と比べ全体的に検出できる栄養素が多いです。

中でも、ビタミンB2やビタミンCの量が多いのが特徴。

マンガンについてもややほうじ茶よりも多いです。

ビタミンB2の効果は

  • 皮膚や粘膜の維持と再生
  • 消化を助ける働き

ビタミンCの効果は、

  • 抗酸化作用
  • 美白美容効果

これらの効果が期待できます。

特にビタミンCはお茶の中でも含まれている量が多いです。紫外線にあたる機会が多い方や日焼けが気になる方に煎茶が向いていると言えるでしょう。

紅茶の栄養成分

紅茶

3大栄養素は下記の通り。

  1. タンパク質1g
  2. 脂質0g
  3. 炭水化物1g

合計1Kcal

*()内は一食あたりに必要な栄養素の目安を意味しています。

栄養素

量(一食あたりに必要量目安)

ビタミンK

6μg(17 μg)

ビタミンB2

0.01mg(0.36mg)

ナイアシン

0.1mg(3.48mgNE)

ビタミンB6

0.01mg(0.35mg)

葉酸

3μg(80μg)

ナトリウム

1mg(~1000mg)

カリウム

8mg(833mg)

カルシウム

1mg(221mg)

マグネシウム

1mg(91.8mg)

リン

2mg(381mg)

0.01mg(0.24mg)

マンガン

0.22mg(1.17mg)

<参考:カロリーslim>紅茶100ml内の成分量

ほうじ茶と比べた紅茶の栄養の特徴は、ビタミンKの多さです。

ビタミンKの働きは、

  • 出血時に血液を凝固させ止血するのを助ける
  • 骨の形成を促す。

これらの働きがあります。骨粗鬆症を気にしている更年期間近の女性に向いていると言えるでしょう。

このビタミンKに関しては、

脂溶性のビタミン”なので摂り過ぎると副作用が起こる可能性があるので、量に関しては注意していきましょう。

麦茶の栄養成分

まず3大栄養素がコチラです。

  1. タンパク質0
  2. 脂質0
  3. 炭水化物3g

エネルギー1Kcal

やはり、ほぼノンカロリーですね。

*()内は一食あたりに必要な栄養素の目安を意味しています。

栄養素

量(一食あたりに必要量目安)

ビオチン

0.1μg(17μg)

ナトリウム

1mg(~1000mg)

カリウム

6mg(833mg)

カルシウム

2mg(221mg)

リン

1mg(381mg)

亜鉛

0.1mg(3mg)

<参考:カロリーslim>麦茶100ml内の成分量

ほうじ茶と比べてみると、ほうじ茶に入っていない(微量過ぎて数値にない)栄養素がいくつかありますが、全体的に栄養素の量は少ないです。

亜鉛がやや多いかなという状態です。

亜鉛の効果としては、

  • 新陳代謝
  • 抗酸化作用
  • 免疫力アップ

このような働きがあります。

ただし、あくまで微量ではあるので他の食材で代用した方が良さそうです。亜鉛を摂りたい方は牡蠣や牛肉等に多く含まれています。

ほうじ茶と他のお茶、コーヒーに含まれるカフェイン量を比較!

コーヒーとのカフェイン量

『ほうじ茶はカフェイン量が少ないから飲みやすい!』

という考えで飲む方が多いです。

ただし、元は煎茶を焙じた物なのでカフェインはそれなりに入っています

では、煎茶を始め他のお茶、紅茶や麦茶、カフェインで代表格のコーヒーとのカフェイン含有量を比較してみました。

表を確認して下さい。

お茶の種類

カフェイン量(飲料100mlあたり)目安

ほうじ茶

20mg

煎茶

20mg

紅茶

30mg

麦茶

0

コーヒー

60mg

<参考:厚生労働省

このように麦茶は0でコーヒーは100mlあたりカフェイン量が60mgと圧倒的に多いのがわかりますが、煎茶とほうじ茶は、ほぼ変わらない結果に

一般的には、煎茶の方がカフェインの量が多いとされていますが、厚生労働省の食品中のカフェイン濃度というリストでは同じくらいの量の結果になっています。

実は同じ茶葉の量(g)あたりのカフェイン量は、ほうじ茶より煎茶の方が多いです。

しかし1杯のお茶に使われる茶葉の量に違いが生じるのです。

煎茶よりもほうじ茶の方が1杯を入れるのに必要な茶葉が多い傾向にあるため上記のように同等のカフェイン量になってしまうというわけです。

ほうじ茶は他のお茶に比べ栄養価は高い?オススメできるの?

ほうじ茶は他のお茶に比べ栄養価は決して高いとは言えません

むしろ、全体的に見ると若干落ちるレベルではあります。

ただし、栄養価で見るとどのお茶を見てもそれほど高い物もありません。

ですから、お茶に栄養価をそこまで求めるのではなく、自分の好みで選んで飲んでいけば良いです。

ほうじ茶は、苦味も癖も少ないので飲みやすいです。カフェイン量も多くは無いので、1日何杯も飲めてしまいますし、コーヒーのように胃を刺激し胃痛が起こる可能性も低いです。

この事からほうじ茶自体は充分オススメできるお茶であると言えます。

あとは好みの問題になりますね。ほうじ茶も含め色々なお茶、銘柄を試してみて下さい。

ほうじ茶はこんな人に向いている

ほうじ茶の特徴を加味し、ほうじ茶が向いている人を4タイプ挙げてみました。

ダイエットをしたい人

ほうじ茶に含まれるカフェインには、脂肪の燃焼を助ける効果があります。特に運動前や食事前と食事中に、ほうじ茶を飲むとより効果的です。

水以外で水分を多く摂りたい人

苦味も少なく飲みやすいほうじ茶。リラックス効果もあり、胃に刺激も少ないのでたくさん水分を摂りたい人に最適です。

カフェイン量をそれなりに抑えたい人

コーヒーや紅茶等に比べるとカフェイン量も少ないとされています。1日あたりのカフェイン摂取の推奨上限量が400mgでほうじ茶1杯あたりが20mgですから、単純計算で1日20杯飲むことができます。

苦みが無く飲みやすいお茶が好きな人

茶葉を強火で焙じて作られることで、苦味の成分である『タンニン』が減少します。

この為、苦味が無く飲みやすいお茶に。子供でもガブガブ飲む事ができます。

ほうじ茶で妊娠中や授乳中に副作用が出る成分は無いの?

妊娠中と授乳中

特に副作用が出る心配はありません。ほうじ茶にカフェインはそれなりに含まれていますが、実は妊娠中も授乳中の方もカフェインは完全にNGなわけではありません。

<参考:食品安全委員会

内閣府の食品安全委員会が出している報告によると、

妊婦による習慣的カフェイン摂取量が1日200mg以下であれば胎児への安全性の懸念が無いという事です。

同じく授乳中の方についても、習慣的カフェイン摂取量が1日200mg以下であれば母乳育児にも安全性に問題が無いとされています。

『1日200mg以下のカフェイン量に相当するほうじ茶とは?』

こちらを計算していくと、ほうじ茶1杯100mlあたりカフェイン量が20mgですから、1日10杯くらい飲んでも問題無いというわけです。

もちろん心配な方は、飲む量を控えめにしたり、カフェインが入っていない麦茶等のお茶を選んだりしていくと良いでしょう。

まとめ

ほうじ茶の栄養、成分について特徴や気になる疑問についてまとめていきました。

単純に全体的な栄養についてはそこまで期待できる数値ではありません。

ただし、ほうじ茶特有のリラックス効果や、量を飲む事で健康効果も期待できます。

他のお茶であれば、飲み過ぎると胃酸過多等でお腹をこわしたり、苦味で気持ちが悪くなったりしてしまいますが、ほうじ茶の場合はある程度、ガブガブ飲んでも問題ありません。

ただし1日何十杯も飲むのはさすがに飲み過ぎです。

ほどほどに楽しんでほうじ茶を飲んでいきましょう。